MIDLの研究成果の社会実装を進めるため、ベンチャー企業を設立
東京工業大学 中分子IT創薬研究推進体(MIDL)は、川崎市と共同で「IT創薬技術と化学合成技術の融合による革新的な中分子創薬フローの事業化」(平成29年度 文部科学省「地域イノベーション・エコシステム形成プログラム」採択)に取り組んで参りました。
このたび、同プログラムにおける中分子創薬支援の研究成果を事業化するため、ファスタイド株式会社が設立され、令和3年4月1日に東京工業大学と同社が共同でプレスリリースを行いました。
同プログラムでは、秋⼭ 泰 教授(MIDL研究代表者)を中⼼に「ペプチド創薬に向けたIT創薬技術の開発」を、清尾 康志 教授(同研究分担者)を中⼼に「核酸創薬に向けた⼈⼯核酸の開発」を⾏ってきました。ファスタイド株式会社では、 これらの研究成果を取り⼊れ、中分⼦創薬⽀援事業を⾏います。
プレスリリース:
AI技術および人工核酸合成技術を活用した中分子創薬に関する研究成果を事業化するための新会社「ファスタイド株式会社」を設立